バラについて

TOP バラについて 咲き方 系統 バラ園 花言葉

バラとは?

バラは、バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa)の植物の総称です。バラ属は、低木、または木本性のつる植物で、葉や茎にとげを持つものが多く、花弁は5枚が基本ですが、園芸種では大部分が八重咲きとなっています。
バラ(薔薇)は、バラ科バラ属に分類される花の総称です。棘のある低木を「イバラ(茨・荊・棘)」と呼びますが、日本名の「バラ」は、この名が転訛して「イ」が抜けたものだと言われています。
漢字の「薔薇」は「そうび」「しょうび」とも読み、中国語からの借用です。英語の「rose」はラテン語の「rosa」に由来し、この言葉はそのまま「バラ色」「ピンク色」を表してもいます

歴史

アジアや欧米などに自生分布しているバラの近縁種(バラ科、バラ属の植物)は200種にも及ぶとみられています。発掘された化石の分析から、 野生のバラは3千万年も前にすでに北半球の各地に分布していたことが分かっています。それよりずっと前にバラの祖先種は世界のどこかで生まれ、 分化しながら各地に伝わっていったのです。
バラの生まれた地はわかっていませんが、専門家はヒマラヤの麓や渓谷あたりが、バラの発祥地としてもっとも可能性が高いとみています。