活版印刷ってなに?
活版印刷について
実際にまだ社内に残る活版印刷の機械たち。活版印刷とは何かをご紹介します。
活字
活版印刷の文字はすべてこの活字と呼ばれる金属を組み合わせて生まれます。大きさは写真の通り、本当に小さなサイズです。 サイズは何通りもあり、これを組み合わせることで名刺などを作っていきます。
裁断機
こちらは紙の裁断をするものです。上部のハンドルを回して固定、ボタンを押すとガッという音を立てて分厚い紙でも裁断することが出来ます。
活字を組み合わせ
ひとつのセットを作れたら、それを印刷していきます。印刷の機械は2通りあり、主な違いは用紙の差し込みが手動か自動かです。
手動差し込みの機械
円の下にある奥側の壁に作った活字達を置き、手前側に紙を挟むことによって印刷します。1枚1枚手動という手間はかかりますが、下のような和紙や薄い板への印刷はこちらでないと出来ません。
自動差し込みの機械
こちらは紙を1度セットしてしまえば自動で印刷してくれるため、とても速く仕上がります。チラシや名刺でも通常の紙のものはこちらで刷る事が出来ます。手動差し込み、自動差し込みに限らず、かなり大きな音がします。このような工程を通して、活版印刷物が完成します。