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審査
武道には一級や初段という階級、段位があるように、弓道にも「段」という称号があります。審査に合格することで得ることができます。段位があれば一人で道場を利用できたり、履歴書に書いたりすることも出来ます。
弓道の審査は筆記と実技の試験があります。実技では弓を引いて技術が一定の水準に 達しているかを見られます。筆記は射法八節の内、選ばれた一つについての説明、もしくは弓道を通して学んだことなどの精神的なものの記述をします。
段は最大で十段、教師の免許は練士、教士、範士の三つがあります。生涯にわたり熱中できるところも、弓道の魅力ですね。
成人射会
京都府弓道連盟と妙法院が主催の「三十三間堂大的(おおまと)全国大会」があります。平安時代後期に始まったと伝わり、江戸時代には武士が三十三間堂の軒下で弓の技術を競ったとされる通し矢にちなみ、成人の日の時期に合わせて開催されています。
参加条件となるのは初段以上の新成人です。大学から始めたいと考えている方は、大学1年生から始めれば成人射会に十分間に合うと思います。
晴れ着姿の新成人らが弓道の腕前を披露する「通し矢」として知られ、令和2年度に第71回を迎える予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で初めて中止となりました。歴史ある大会ですし、私自身も思い出のあふれる成人の祝いとなりました。今後の開催を心から祈っています。
全国大会
全国高等学校・全国大学弓道選抜大会や全日本大会等、全国大会が毎年開催されています。大学の弓道推薦もあるくらい、実は高校も大学も弓道が盛んな学校があります。弓道を本気で始めたい学生の方は、ぜひ全日本弓道連携のHPをチェックしてみましょう。
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