5年ほど前に描いた作品で、鉛筆で線画を描いた後に透明水彩で着色しました。散歩中に公園の滑り台の近くで撮った写真をもとに制作しました。画面左にあるのが滑り台の手すりです。 夕焼けの光に照らされて明るくなっている毛には黄色をおき、影側になっている毛には寒色の影を配置して陰影を表しました。この写真の犬はとても笑顔で写っていたので、笑っているのがわかるように口元をよく観察して描いています。動物は表情や顔のパーツの位置が少しずれると、本来の顔と違った印象になってしまうため、その動物らしさを意識しました。
2021年の10月にアトリエで描いた作品です。 花屋で買ってきた小さなかぼちゃとそのかぼちゃを包んでいた新聞がモチーフです。 透明水彩の中では力作の作品で、紙の凹凸に少しずつ違う影をのせて、陰影を表現しました。記事を凹凸に沿って描くのが難しく、紙の向きを変えながら少しずつ描きました。